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カテゴリー別アーカイブ: 事務所日記

運送業の営業所を新たに設置した旨の認可届け

私の顧問先の運送会社が、名古屋の運送会社から営業譲渡を受けました。

それに伴う営業所の新規設置の旨の認可の届出を今年の初めからしており、
昨日、無事に認可が下りました。

12月、駐車場・営業所・休憩室の面積を測ったり、写真を撮ったりしながらの
現地調査。市役所や陸運局を回っての事前打ち合わせ。

営業譲渡の契約書作成から始まって、運送業の変更認可届けが認められるまで、
4ヶ月ぐらいかかりましたが、無事に完了させることができて一安心です。

法人名のフリガナ表記が始まります

本年の3月12日より、法人名にはフリガナを振って登記申請をすることになりました。

フリガナは、法人の種類を表す部分(「株式会社」、「一般社団法人」など)を除いて、
片仮名で、スペースを空けずに詰めて記載します。

既に登記されていて、登記申請の機会がない場合には、
フリガナに関する申出書を管轄の法務局に提出してフリガナを登録することもできます。

申出書には会社の実印を押します。

登記申請書や申出書に記載したフリガナは、国税庁法人番号公表サイトを通じて公表されます。

http://www.moj.go.jp/MINJI/minji06_00109.html

40年近く前に亡くなった方の法定相続情報一覧図を作成しました

昭和51年に亡くなった方の法定相続情報一覧図を作成しました。

相続手続きは終わっていたのですが、漏れていた株券が出てきたとのこと。
再度相続手続きをするために一覧図の作成の依頼を受けました。

亡くなった当時の相続人は子供4人でしたが、
現在はその子供4人の内1人が亡くなっています。
この場合、一覧図には昭和51年に亡くなった当時の法定相続人の情報を記載します。
ということで一覧図には法定相続人として亡くなった子供を含め4人を記載します。

亡くなった子供については、その子供の法定相続情報一覧図で対応することになります。

戸籍については出生から死亡時までの戸籍を集めることになっています。
戸籍の保存期間は150年ですが、平成22年以前の保存期間は80年でした。
保管切れで戸籍を取得することができない場合、その旨の証明書を役所に
依頼すれば出してくれるので、それを添付することになります。

建物の名称によくある「コーポ」「メゾン」「ハイツ」の意味の違い

面白い記事を見つけたのでご紹介します。

賃貸物件でよく見る名前、「コーポ」、「メゾン」、「ハイツ」の意味について。

まず、コーポは「共同住宅」を意味する英語「corporate house」を語源とする和製英語で、
一般に、軽量鉄骨造や木造の2階建て共同住宅を指します。

次に、ハイツは「高台(にある家)」を意味する英語「heights」で、
一般にプレハブの2階建て共同住宅全般を指すことが多いようです。

最後に、メゾンは「家・建物」という意味のフランス語「maison」から来ています。

しかし、これら名称の使用に明確な基準や区別があるわけではなく、
単なるネーミングにすぎないとのこと。つまり「鉄骨造だからハイツ」「木造だからコーポ」
といったルールはなく、所有者が自由に名前をつけているだけです。

コーポ、ハイツ、メゾンの3つ以外にも以下の名称をよく目にします。

・ヴィラ(villa):フランス語で「別荘」
・シャトー(chateau):フランス語で「城」
・ハイム(heim):ドイツ語で「家」
・カーサ(casa):イタリア語で「家・住宅」
・レジデンス(residence):英語で「大きな邸宅・官邸」
・コート(court):英語で「庭に囲まれた大邸宅」
・パレス(palace):英語で「宮殿・公邸」

建物関連の言葉が、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語で
色々言われているということですね。

https://otonanswer.jp/post/7647 より抜粋しました。

 

成年後見申立て~本人申立て~

昨年12月、成年後見の申立てを行いました。
そして昨日が裁判所での調査官との面談の日でした。

被成年後見人の方は何十年と独り身で、昨年10月に転倒して
病院に運ばれた際、認知症の疑いがあるとしてケアマネージャーさんに
就いて頂き、そしてそのケアマネさんから私に依頼が来たという経緯です。

長年に渡る独身生活、そして認知症。
情報が少なすぎて、一時は市長申立てを考えましたが、
市長申立てには1年ほどの時間がかかるとのこと。
光熱費や健康保険の支払いが滞納になっており、
成年後見の申立ては早急に行わないといけません。
1年も待ってられない。

そこで本人申立ての形にして申請を行い、
昨日、無事面談の日を迎えることができました。

あっという間に16日です

司法書士事務所に勤めていた時代を含め、
毎年1月は仕事の少ない時期でした。
今年は仕事あるかなぁ~と不安に思うのもこの時期です。

ところが今年は、昨年度からの持越しが多かったこともあり、
正月気分もどこへやら、スタートダッシュをすることができました。
(持ち越し案件をスタートダッシュというのも語弊があるような気がしますが・・)

・運送業事業計画変更認可申請
・成年後見の申立て
・競争入札の届け
・遺言執行

あっという間の2週間。

今年も猪突猛進して参ります。

新年明けましておめでとうございます

平成30年がやって参りました。
新年明けましておめでとうございます。

元日からいい天気が続いていますね。
お正月には、小学生の甥っ子達と鬼ごっこをしました。
全力で走ったのは何年ぶりでしょうか。筋繊維がぶちぶち切れるのが分かりました。
おかげさまで、まだ全身が痛いです。

仕事面では、昨年度から持ち越している案件、新規の会社設立を2件、不動産取引など
お仕事を頂戴しおり、忙しい1年になりそうです。
さらに今年度からは、成年後見の職務にも積極的に取り組んでいきたいと考えています。

本年もよろしくお願い申し上げます。

 

今年一年ありがとうございました

今年一年ありがとうございました。

年始は4日からの営業とさせて頂きます。

来年もよろしくお願い申し上げます。

ビットコインって何?

昨日、同業者で情報交換という名の飲みの場でビットコインの話題が出ました。
「お客さんから『報酬はビットコインで支払いたいんだけど・・』と言われてびっくりした」
とのこと。
ビットコインの名前は聞いたことあるけど、あくまで投機目的のものと認識していた私。
世界ではキャッシュレスの時代がきていて日本は遅れていると聞いていましたが、
日本でもあっという間にキャッシュレスの時代が来るかもしれませんね。

ビットコインとは、インターネット上で流通する仮想通貨の一つで、他にはリップルやイーサリアムがあります。仮想通貨とされるビットコインと似たものとして「電子マネー」があります。日本でも楽天Edy、Suica、pasmo、nanaco、WAONといったようにいろいろな電子マネーが利用されています。

電子マネーとビットコインの大金な違いは「何に対して裏付けがあるのか?」ということでしょう。電子マネーは基本的には特定の通貨に裏付けがあります。日本で発行されている電子マネーは基本的に日本円とリンクしており、1000円チャージしたnanacoは1000円分りようすることができます。

一方のビットコインは○○円という単位で取引はされません。1btc(ビットコイン)という通貨単位の交換レートは日本円と米ドルのように交換レートがあり、そのレートは変動しています。

お客さんが言った、「報酬をビットコインで支払いたい」というのは、つまり日本国内での日本人同士のお金のやり取りを米ドルで支払ってもいいか?と同じ意味になるという感じですかね。

近い将来、円や元、ドル、ポンド、ユーロなど無くなってしまうかもしれませんね。

ベンチャー型事業承継

昨日、経営支援セミナーに行ってきました。
テーマは「ベンチャー型事業承継」

「ベンチャー」と「事業承継」は一見すると相容れないものようです。
「事業承継」は、先代達がやってきたものをそのまま受け継いでいくものだというイメージが強いと思います。しかしそうではなく、先代達の「理念」は受け継ぎながらも先代達とは異なる事業をやってもいいんだと認識を改めさせてくれるセミナーでした。

200年企業と呼ばれる会社が日本に何社あるかご存知でしょうか?
3937社です。これは世界1位の記録で、2位のドイツで1850社、3位のイギリスで467社ですから、ダントツの数字ですね。
これは駅伝に代表される、「繋いでいく」精神が日本には強くあるからだと思います。
~「俺の代で潰すわけにはいかない」~
しかし逆にそれがプレッシャーになって、後継者が不足してきているという現状があります。
後継者不在率は66%、社長の平均年齢が61.19才。

日本伝統の「繋いでいく」企業風土を守るためにも、事業承継は緊急の課題です。

「ベンチャー型事業承継」
色々なことを考えさせられる、とても充実したセミナーでした。